仏さまのお迎えに行ってきました。

最終日に出逢った女の人。珈琲屋うさぎのお店の裏に住んでいてたまに来店するらしい。
たまたま、その日にご来店。
「いろいろと悩んでいましたが、はっとさせられました。この気持ちを忘れないように仏さまを大事にします。」

嬉しい言葉だった。

実用品とは違った作品。それにはそれの仕事があるのだ。

どうも、仏さまを選ぶ時に、その人にしか見えない仏さまの特徴が見えてくるらしい。
その特徴が際立って訴えてくる。その人だけの感性をくすぐるように

実用品は私のアイデアや感性をお客さんと共有。
仏さまは出来上がった作品とお客さんの感性を共有。そこには私の感性も入っているが、その時に生まれた偶然の造形がその人だけの心をくすぐるのか。

偶然にも、東京の国立博物館でボストン美術館展

そこには、仏画や仏像などまさにタイムリーな至宝がそこにあった。
もしかしたら、この特別展を見せるために神様が個展をしなさいと言っているかのようだった。

その中でも、やはり今回の目玉の曾我蕭白の雲龍図は圧巻。

平安時代の絵巻物も面白かった。

なぜか、今回は作品に登場する人物の表情に目がいった。
ユーモラスな表情、滑稽な表情、コミカルな表情、独特の個性のある表情

それを見ているとつられて笑ってしまう。

今の私に必要なものがそこにあった。

なぜか、モディリアーニの作品が頭に浮かんできた。
あの独特な個性的な表現方法。一目で分かるあの顔。

これから生まれてくる仏さまの顔が間違いなく変わってくるだろう。

さらに、帰り道のコンビニでこんな本を発見!

入門編だけれど、勉強します。

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