私は、パッチ・アダムスの考え方が大好きです。
 パッチを知らない人にちょっと説明します。医者であり道化師であり、愛の伝道師であり、「あなた自身の夢を追い続けて」という強いメッセージを私たちに教えてくれます。もっと、知りたいと思われる方は、映画〔ロビン・ウィリアム主演〕『パッチ・アダムス』CIC・ビクタービデオをご覧ください。
 私は、偶然にもパッチが来日した際の講演会を聞きにいくことが出来ました。本当に衝撃を受けたことを覚えています。
 そして数ヶ月前に、パッチの著書『パッチ・アダムス いま、みんなに伝えたいこと〜愛と笑いと癒し〜』を読みました。この本も私が、会社を辞めてこの仕事を始めようと思った大きなきっかけになっています。
 私の仕事の大きな柱は、相手のことを想いオーダーメイドの箸を作ることです。ちょうど今、高齢者のためにお箸を作っているのですが、やはり非常に難しく悩んでいました。作業療法の本や運動学の本などを読んで勉強しているのですが、急にパッチの本が読みたくなりました。
 私は、直感というものを大事にしています。思い立ったが吉日という言葉が大好きで、昨日からもう一度この本を読み直しました。
 その中の一文を皆さんに紹介したくなって、居ても立っていられなくなってしまいました。
それがこれだ→⇒☞「もしもあなたが医師なら、必要なのは今の医療を変えることであって、よい医者になるという自分の夢を捨てるのはバカげている。ここで考えるべきなのは、自分のようなすばらしい志をもったひとりの人間がもう自分の夢は追いかけられない、あまりにひどすぎる、と絶望してしてしまうようなこの状況は何なのか、どうしたら変えられるかだ。「変えられるようにがんばろう」とか「変えられたらいいのに」では全然だめだ。いいかい、そんな中途半端はクソの役にも立たないぞ。「私が変える」と本心から思うこと、そしてそれを行動に移すこと。見ていてごらん、すばらしい仲間が集まってくるから。夢をあきらめるなんてもったいなくて、ぼくにはとてもできない相談だ。」
この文章をよんだ時に涙が出てきました。
この言葉を皆さんに伝えたくて、夢を追い続けよう世界は自分で変えるんだ。

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