以前、香りを閉じ込める木の器があったらいいなと相談されました。

思い立ったが吉日、イメージが浮かんできて形になりました。

perfume cube


ap bank fesで出逢った革靴職人さんが革のアロマボールを首からぶら下げていました。
「革だと、完全に密閉しないからふんわりと香りが広がっていいんですよ。木も呼吸しているからいいかもね。」そう教えてくれました。
これは帰ったら香りの器を作れと言うことだなと思い、頭の片隅で考えていました。

コットンボールに香りを染み込ませて器にポン。
いつでもどこでも好きな香りを楽しめる。
そして、蓋をすれば香りを閉じ込められる。
部屋でリラックスしながら楽しむも良し、持ち歩いて気分が落ち込んだ時に楽しむも良し。
手のひらサイズで材料を変えればカラフルに揃えて楽しめる。
その名は、
『perfume cube』

先日の、堺アートワールドでひとりのおかあさんが、おたまを手に取って
「もっと、持ち手を短くしてすくう部分が深いのがほしいな。」
聞いてみると飲食店を営んでおり、参鶏湯をすくうのに使いたいと言う。
さっそく、帰って制作。

参鶏湯(サムゲタン)


こんな感じになりました。

昨日、オーダーメイドで箸を作ってくれた女性が、
「コーヒーカップの大きめのものって作ってもらえますか。いつでもいいので出来たら連絡ください。年内に」

友人からも子供が生まれたから
「お子様ランチプレートにスプーン、フォーク&箸セットって作れる?」

そういえば、ap bank fesでもおかあさんが
「はっぱのお皿のもっと深いのがあったらいいな。」

どれも頭の片隅でいつも現在進行形で「繰り返し使ったり、もっとこうした方がいいな」などと妄想しながら形になるのを順番を追い越されたりしつつ膨らんでいます。

オーダーメイドは、自分の技術を向上させてくれる。新作を作ろうと思っても、やっぱりどこか技術的な部分であきらめてしまうことが多い。でも、オーダーメイドはそうはいきません。新しい壁をのぼらせてくれる。

こんなものがあったらいいな。こんなものが欲しい。
そんな要望があれば、どんどん教えてください。
あなたの頭の中のイメージを宮bowが具現化いたします。

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