何年ぶりかに漫画を買った。
以前まで勤めていた会社では新刊が出るたびに読んでいた漫画。
その続きが急に見たくなった。
井上雄彦が描く『バガボンド』33巻。
宮本武蔵を題材にした漫画。
何だか今の自分が欲しているような、本が呼んでいるような
話は変わるが、明日からの『ストリートフェスティバル・イン・シズオカ』で新しい挑戦を始めようと思っている。
お客さんに材料を選んでもらい、その場で仏さまを目の前で彫る。
やりたかったことをしようとしている。
明日がその新人仏師のデビュー戦。
話は戻って、今回の漫画の内容に驚いた。
なんとその中に仏師の話が出て来た。
宮本武蔵が、仏師の仏さんを見て
「これから、売られた先ではこの仏サンに毎日人が拝むんだ
それはもう
人をも超えた存在
それを親父さんの鑿がこの世に顕す」
身が引き締まる思いがした。
まさにこのタイミングだからこそ、心に引っかかる言葉。
手の不自由な人のための箸『愛bow』
震災があってから彫り始めた仏さま『祷〜inori〜』
実用的な箸と飾りの仏さま
この相反する二つが今の自分を動かしていることは間違いない。
大きな渦の中心にあるもの
明日は、荒れた天気になるようだ。
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