先日、大変お世話になったダンスの振り付けの先生が永眠されました。

お母さんのような人で、いつも私たちの進む方向に光を照らして導いてくれていた方でした。これからも、沢山の方が先生の意志を引き継いで活躍してくれると信じています。私も決意を新たにこれから頑張っていきたいと思います。

ご冥福をお祈りいたします。

そして、どういう巡り合わせなのか。昨日は京都東山の霊山観音(りょうぜんかんのん)の霊山かんのん市に出店してきました。大きな観音様が鎮座しているお寺でした。先生がお祈りする場所を用意してくれていたかのようでした。

さらに、驚いたことにその観音様の前では、地元のフラダンスチームの踊りがありました。フラダンスを調べてみると、【フラは総合芸術であると同時に宗教的な行為でもあり、日本の能楽と同様、単なるダンスや音楽の概念では捉えられないものである。フラの起源については諸説ある。ある伝説によれば、女神ラカがモロカイ島の聖地カアナにフラを生んだという。モロカイ島では毎年5月にフラの誕生を祝い、「踊りの中心」を意味するカフラピコという祭りが開かれている。別の伝説では、ヒイアカが姉の火山の女神ペレの荒い気性をなだめるために踊ったのが始まりだという。】こういうことが書かれていました。

まさに、先生は現代よさこいの母と言われ、芸術的であり宗教的でもある単なる踊りではないものを作り上げた人でした。そして晩年にはよく、ハワイのマウイによく訪れていました。

ハワイの伝統芸能であるフラダンスをお寺で見ることはまずあり得ないことでしょう。年配の方は、「観音様の前で罰当たりなことをして」と言っていましたが、なんだか無関係には思えませんでした。このタイミングでお寺、ハワイ、ダンスの3つの要素が揃うと先生を思わずにはいられませんでした。

ありがとうございました

 

 

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