明石城公園で行われた『現代の手仕事展』に出展してきました。

久しぶりに晴れの週末。

明石城を仰ぎ見ながらのクラフトフェア。

朝のお散歩で朝焼けの明石城。天守閣は燃えてなくなってしまったらしい。

 

今回は、雲の椅子の脚を作ってくれた鍛鉄職人さんも一緒に出展。久しぶりの再会に心躍っていました。

沢山の人に座ってもらった。その中のある人が
「この椅子に座ると疲れがすうっ〜と吸い取られるわ。」
「ほんまや〜!」
関西の人は反応が面白い。

そして、このイベントで一番感動したことは、糸車で毛糸を紡いでいる作家さんの姿。

 

その毛糸を紡いでいる周りの空間だけ空気の流れがゆっくりになって見えるのです。
脚でペダルをリズムよく踏む。
そして糸車がコトコトと心地よい音を立てながら回る。
手に持った毛束から魔法のように次々に糸が紡がれて行く。

まさに、そこだけ北欧の空気が流れていた。

こういう姿に憧れる。
紡いでいる姿がアートになっている。
その姿を見ているお客さんを自分の世界へと誘い、そのお客さんの空気感すら変えてしまう。

以前に、ダンスを踊っていた影響なのか。その人の姿、空気感、いきざまに感動する。

ゆくゆくは、仏さまを彫っている姿を見てもらい。
神懸かりな鑿使いでお客さんを魅了し、
お客さんを自分の作り出したオーラで包み込み、
まるで演劇やコンサートを見ているような空間を味わってもらいたい。

そこまでになるにはあと何年かかるだろうか。

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