昨日、歴史ある京展に『釈迦十大弟子 -祈り- 』を搬入に行って来ました。
どこまで自分の作品が通用するのか。どういう評価をされるのか。
今の自分が出来るカタチ、表現、想いが詰まっている。
この作品は、衝撃を受けた棟方志功の『釈迦十大弟子』への挑戦状。
棟方が表現した題を自分が表現したらどうなるのか挑戦してみたかった。
あまり調べすぎると、情報が多くなり迷いがでそうだったので、あえて簡単な資料だけでそれぞれのその人柄や風貌、表情をイメージして彫った。
これを見た人が、クスッと笑ったり、この人の顔が好きとか、この人あの人にそっくりとか言い合ったり、亡くなったおじいちゃんを思い出したり、手を合わせて拝んだり、それぞれの楽しみ方をしてもらえればいい。
難しくはない。感じてもらえればいい。