先日のラジオでも口にしてしまった宇宙。
あれは、この仕事を始めた年に教えてもらったことだった。
お客さんで来店された学校の先生が
「宇宙空間ではお箸で食べ物をつかんで食事をするそうですよ。」
考えてみれば当たり前のことだけれど、この一言が小さな余震の始まりだった。
その余震がだんだんと増幅されていく、強力な磁石に吸い付けられるように
数年前に『ドリームス☆』というテレビ番組で夢は何ですかと聞かれて
とっさに口から出た言葉が
「スペースシャトルで使ってもらいたいですね。」
後日「スペースシャトルはもう無くなるらしいよ。」と嘲笑されたけれど
そして、先日放送されたラジオ番組『ホンダスマイルミッション』でも
夢を聞かれた時に、私の脳の指令よりも先に、無意識にまたあいつが口から飛び出して来た。
「宇宙で使える箸。」
神様は私に何をさせたいのだろうか。
異性が急に気になり出すように「宇宙」という言葉に過敏に反応する。
話は脱線するが、私が愛してやまない映画『ピンポン』
この主人公も、星と月である。自ら輝くきらきらヒーロー星野と、星に照らされて輝きを放つ冷静な天才の月本。
なんだか、この映画を好きになったのも偶然ではないのかもしれない。
とさえ思えてしまうほど単純ですぐに影響されてしまう脳みそをもっている私。
そして今日、以前から友人に勧められていた映画『宇宙兄弟』を観るように、どこかからともなく指令がきた。
その指令に、催眠術にかかったように従った。
『宇宙兄弟』
小さい頃に宣言した夢を叶える話。
影響されやすい性格はあいかわらずだ。
どんなことでも自分に都合の良いように解釈して、自分の栄養にして原動力にしてしまう。
なかなか都合の良い性格でもある。
口にすると、不思議と向こうから近づいてくる夢。
口にしないと、自分で言い訳を探し、見えないようにフィルターがかかってしまう夢。
それを叶える過程を人生をかけて楽しんでみるとしますか。
さあ、夢を語ろう。
なんだか、そんな発泡酒のCMがあったような‥…