母の日を目指して研究してきた「台所の箸」が改良を重ねついに完成いたしました。
モニター調査し重要参考人から貴重な証言が得られました。
証言1(30代女性)
初めは、使いにくいなあという気持ちもあったのですが、使い慣れると脱帽です。
何か炒める時は言うまでもなく、寄せる時なんてもうこの箸じゃないと時間がかかってしょうがないと思ってしまうくらいです。
そして、一番感動したのが卵を溶きほぐす時です。
このお箸だと白身がスパッと切れてすぐに混ざってしまいました。
証言2(20代女性)
初めて見た時は「摑みづらそ~」と思いました。
朝のお弁当では、細かいものを摑む動作が多いので使いづらかったです。
しかし…「これは凄い!」と思ったのが夜ごはんを作っている時でした。炒め物が混ぜやすく、お皿に移すのが凄く楽でした。
普通の菜箸は、皿に移す時フライパンに張り付いた人参やトウモロコシなどの小さなものが取れずイライラしてしいたので…
ゆっくり料理をする時間があまりなく、面倒くさがりの私にはこれは非常にうれしい菜箸でした。
女性は、男性のギャップにグラっとくるといわれますが、この「台所の箸」はまさにこの法則ではないでしょうか。見た目は使いにくそうだけど、実際使ってみると使いやすい。そのギャップがたまらない。
そういえば、私の作品の入賞作品の木の座布団「agura」も、見た目は硬くて痛そうと最初は言われますが、実際に座ってみると、あまりの座り心地の良さに感動してもらえます。
ここに、ヒット商品の理由が隠れていそうです。
そうです「ギャップ」です。「ギャップ」を演出しましょう。
このヒット商品を生み出す法則は内緒でお願いします。