センスの良いパッケージに心が高鳴る。
『KOCHI TOMATO SUMMIT 2012』
こころをこめて、こだわりのトマトをつくる生産者の集まり。
トマトの祭典。
高知産ブランドトマト詰め合わせ
蓋を開けると、最初は嗅覚を刺激された。
トマトの少し青いようなあの昔懐かしい香りまで箱詰めされていた。
想像していたのは、八百屋さんでよく見かける、綺麗に整列して並んで箱詰めされているトマト。
しかし、トマトの上には一枚の紙。
その紙に想像を裏切られ、「詰め合わせ」ということを思い出す。
そして、抑えることが出来ないわくわくがこの一枚の紙をめくらせる。
「おおっ〜!すげ〜!!」
思わず声が出た。
まさにトマトの宝石箱。
それぞれの農家さんが大切に育てたトマトに、綺麗な衣裳を着せて箱入り娘として届いた感じだ。
トマトの完熟した赤い色がさらに感情を高ぶらせる。
それぞれのトマトのコメントや想い、そして生産者の住所と連絡先を書いた紙が同封されている。
そうか、トマトを食べて気に入ったものがあれば直接連絡して送ってもらえるようにしてある。
宅配型トマト見本市なんだ。
なるほど、よく考えてある。
贈った方も反応が楽しみだろうし、頂いた方も感動する、そして、生産者も新しい顧客を開拓できる。
私の作品もプレゼントとして使ってもらえることがよくある。
もらった人がこんな気持ちになれる演出も必要なんだと勉強になった。