忘れないこと。

それが、被災地に行って感じたこと。

今の私の現状は、メディアを通して入ってくる情報しかない。

なにが出来ているのかわからないけれど
どんなことでも、何かを変えられるきっかけになると信じること、信じきることが大切なような気がする。
言葉、歌、絵画、食べ物、本、舞台、踊り、音楽、スポーツ、映画など私たちは沢山の人の行動に影響を受けて人生が変わることがある。
それならば、自分の発した言葉、行動、作品も誰かに影響を与えて、それが巡り巡って誰かのためになる。大げさにいえば、人生を変えるきっかけにもなり得るのかもしれない。そう信じたい。

シンプルなことなのに難しく考えてしまう。

話は変わるが、最近ふと思ったことがある。
ピカソ、棟方志功、ゴッホ、円空などの作品を見ていると、子どもが描いたように誰でもまね出来るような作品にみえる。どこが素晴らしいのか子どもの頃は分らなかったが、それは子どもの持っている無垢な感覚に似ていたからなのかもしれない。大人になって上手く見せる方法を覚え世の中の常識で考えてしまうと忘れてしまうのか閉じ込めてしまうのか。

小手先ではなく、背景を磨く。
円空や棟方志功の背景に宗教があったのはそのためか。

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