しつけ(躾・仕付けまたは仕付)とは、人間または家畜の子供または大人が、人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞い(規範の内面化)ができるように、訓練すること。
日本人は箸を使っているから手先が器用になったり、賢くなったともいわれている。
ナイフ・フォークは、握りこぶしの大きさのコンピューターで使うことができるが、箸は8畳間の広さのコンピューターが必要と言われている。
余談ですが‥…
10円玉と100円玉ではどちらが重いか知っていますか。
10円⇒4.5g 100円⇒4.8g
この0.3gの違いすら日本人の指先は感じ取ってしまう。
食事に毎日箸を使うことは、子供たちの脳の発育にも良い。(「思考力」「記憶力」「注意力」を増進させる)ことも明らかになっている。
正しい持ち方というのは、一番力が入りやすかったり、余計な力がはいらないので疲れない。
「矯正用の箸はありますか?」とこれまでに何度も聞かれていた。
でも、今までは親が箸の持ち方を教えてほしいと思っていたので、あえて作ろうとは思っていなかった。
しかし、「親が正しい箸の持ち方が出来ない場合もありますよ。」
そう言われて、必要性を強く感じた。
以前から、頭の中にはぼんやりと躾箸のイメージは出来ていた。
この躾箸の特徴は、段階的に練習できること。
初級は、箸の頭に輪ゴムをくくりつけて使う。
そのゴムの力で自然に開くようになっているので一番単純な閉じる練習から始める。
中級は、輪ゴムをとって使う。
閉じて開く動作を自分で出来るように練習する。
上級は、繋いである磁石を外してばらばらにして使う。
大人と同じように練習する。
子供はどんな使い方や予測不可能なことをするので、壊れないように磁石で繋いであるのも特徴。
さあ、大人の階段を昇ろう。