コースターを作ろう。
だだ作っても面白くない。
形にこだわる?
シンプルにして木の種類を増やす?
何か機能をプラスする?
頭の中をぐるぐるとかき回す。
つい最近読んだ本に「シンプルなのもが一番使い易いですね。」こう書かれていた。
それならば、あえて芸術性の高いものを作ってみようと

そして、コースターのカップを置く部分に模様を彫ってみよう。滑り止めの効果もあるように。ガラスのコップを使えばその模様が透けて見えると面白い。陶磁器なら持ち上げたときに隠された模様が見え驚きがあるように。

日本の伝統文様を彫ることにした。
さっそく、図書館で調べて参考書を借りてくる。
自然をモチーフとして幾何学的に様式化されていて実に素晴らしい。
この素晴らしい模様と名前を伝えていきたい。

直径75cmの小宇宙がコースターに刻まれる。伝統文様を刻んだコースター
『モンスター』が誕生した。

青海波

 

青海波文様(せいがいはもんよう)
日本の伝統文様で最も代表的なのが、この青海波文様であろう。日本のように四方を海に囲まれた国で、絶えず海を見ている人たちが、荒い海、穏やかな海といろいろ見ているうちに思いついた文様であろう。これは、絶対に川の波ではなく海の波である。川の流水波ではなく、海の波だと納得させられる説得力がある。

七宝繋ぎ文様

 

 

 

 

七宝繋ぎ文様(しっぽうつなぎもんよう)

七宝とはもともと仏典での用語で、大変貴重だった七珍のことです。(金・銀・瑠璃・玻璃・珊瑚・めのう・しゃこ)七宝を構成する円形は円満を湿す事から吉祥文様とされます。

立涌文様

 

 

 

 

 

 

 

立涌文様(たてわくもんよう)
波形の曲線の中央がふくれ、両端がすぼまった形を連ねたもの。水蒸気の立ちのぼる様子を表現しているといわれる。

麻の葉文様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻の葉文様(あさのはもんよう)
麻は生長の早い草だ。しかも多用途に使える。かつてはどこの家でも、生長の速い麻に願いを込めて、赤ちゃんが生まれると麻の葉文様の着物を着せていた。麻の葉文様の産着や反物が贈られる風習があった。女の子には赤、男の子には黄色か浅葱。

波文様

 

 

 

 

 

 

波文様(はもんよう)
波の波文様に日本的な優美さがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫祭第二弾「おくら」

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